色々なイベントが復活してきている中、今回は東京レインボーブライド2023に行ってきました。
2023年4月22日、23日の11:00〜18:00に東京の代々木公園で開催されました。
イベントの制限もほとんど無しでコロナ禍以前の雰囲気がうかがえ、とても盛り上がりました。
渋谷の街はレインボーが所々に見られプライドモードに大変身です。
東京レインボープライドフェスティバル会場
代々木公園のゲートから東京レインボープライドのイベント会場になります。
イベント会場は6つのエリアカラーに分かれており、172の企業、団体の出典ブースに加えて26の飲食ブースがあります。
ここで目に入るレインボーは一般的には虹を連想しますが美しさと多様性の意味も込められ、赤「生命」、オレンジ「癒し」、黄「太陽」、緑「自然」、青「調和」、紫「精神」を意味します。
ビジョンカーはプライドフェスティバル映像でステージではパフォーマンスでイベントを更に盛り上げていました。
私のLGBTQへの興味は、イギリス、ロンドンのナイトクラブ、ドラァグクイーンナイトから始まりました。
美しい妖艶なドラァグクイーンの方々の集まる非日常の不思議な空間はその後外見だけではなく感性の素晴らしさ繊細な一面など性別を超越した一人の人間としての感銘を受けることが多くいつも気になる存在でありました。
こちらのブースではメークを施している最中です。
会場は美しい方々が多数いらしてとてもテンション上がります。皆様とてもお優しくカメラに対して快くポーズをしていただき感謝です。
タイのお姉さまはショーを見ているような妖艶の美しい振る舞いです。
外国人の方々の姿も多く各国大使館のブースもたくさんあります。
オランダは世界ではじめて同棲婚を認めた国で、オランダでのプライトパレードも行きたいと熱望しています。
LGBTQとは
Lesbian【レズビアン:女性同性愛者】
Gay【ゲイ:男性同性愛者】
Bisexual【バイセクシュアル:両性愛者】
Transgender【トランスジェンダー:性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人】
QueerやQuestioning【クイア:不思議な、風変わりな、奇妙ななどの意味があり、同性愛者への侮蔑語でありましたが、現代では、規範的な性のあり方以外を包括する言葉としても使われています。クエスチョニング:自らの性について、特定の枠に属さない人、わからない人】
これらの頭文字をとった言葉で、性的マイノリティ(性的少数者)を表現しています。日本におけるLGBTQの割合は現在では約3%〜10%と言われています。
レインボープライドパレードの始まり
1969年6月28日、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジ地区の「ストーンウォール・イン(Stonewall Inn)」というゲイバーに警察の踏み込み捜査の際、居合わせた「ゲイ」たちがそれに初めて抵抗し、暴動を起こした事件がありました。
この暴動は、その後のゲイ解放運動、セクシュアル・マイノリティの人権運動へとつながっていく転換点として、その名を歴史に残すことになったプライドパレードの原点です。
東京レインボープライドパレード
2023年4月23日の13:00から代々木公園からパレードはスタートしました。
ルートは代々木公園出発→公園通り→神南一丁目交差点左折→神宮前六丁目交差点→明治通り→神宮前交差点→神宮橋交差点→代々木公園到着です。
39の団体、グループが順々に行進していきました。
世界の主要な都市では、このセクシュアル・マイノリティのプライドパレードイベントが恒例行事として、毎年開催されています。
1970年に米国で始まったプライドパレードはすべての人が自分のセクシュアリティーのあり方に恥じることなく、プライドを持ってハッピーに生きようという趣旨社会の実現をめざし世界中に広がっています。
パレード中はハッピープライド(happy pride:自分らしくいることに誇りをもって楽しもう)とみんなが声を掛け合いハイタッチし、小さな輪から大きな輪に繋がっていきました。
誰しもが差別や偏見にさらされることなく、より自分らしく、前向きに生きていくことができる社会の実現の日が来ることを願っています。