ネイメーヘンってどんなところ?
ナイメーヘン国際フォーデーマーチ、国際ウォーキングが毎年7月に開催されるので有名なところで日本の東松山市の姉妹都市でもあります。
ドイツ国境まで7km程の距離でライン川の下流のワール川の南岸に街が形成されています。
そして、かつてはオランダで初めてローマ帝国の都市権を獲得した街として知られている最古の都市であります。
そのため、歴史ある街並みには過去の栄華をいたるところに感じられます。
この地の周辺は丘になっており、ライン川流域の地域がよく見通せるために戦略的に重要な土地として1世紀ごろにローマ帝国の前線基地がこの地に置かれました。
ローマ皇帝・トラヤヌスは、この街の名前をUlpia Noviomagus Batavorumと定めました。短縮形であるNoviomagusはナイメーヘンの名前の語源となりまた。
現在、ローマ帝国時代の遺構はほとんど残っておらず都市を囲んでいた城壁の一部分が残存している程度であります。
ネイメーヘン中央駅
ナイメーヘン中央駅はスキポール空港からオランダ鉄道NSで1時間40分程で到着します。駅にはオランダの大手スーパーのアルバート・ハインが併設されているので便利です。
バスもありますが、街は主に徒歩で移動できました。公園の前で騎馬警官も見られなんとも優雅です。
クローネンブルガー公園
クローネンブルガー公園には150種類以上の異なる樹種があり、その景観が独特な美しいものにしています。
動物や小鳥などが自然の中に共存しており学生の街さながらの憩いの場になっています。
公園には中世の壁の残骸などが見ることができます。
クライト塔
公園内にあるクライト塔は1426年に建てられたもので、高さは約30mの古い城壁の名残です。
国は19世紀に要塞が売却された時に塔が取り壊されるのを防ぐために意図的に塔を維持し、2016年1月15日に国定記念物機構に譲渡されるまで政府庁舎庁が所有していました。
クライト塔
住所:Parkweg 11, 6511 BE Nijmegen, オランダ
聖ステーフェン教会
この教会は国内最古の都市ナイメーヘンの750年の歴史を物語っています。
ナイメーヘンはヨーロッパの重要な権力と貿易の中心地でした。
それは教会の大聖堂の外観に見ることができます。第二次世界大戦後に教会は再建され街のシンボルとなっています。
この周辺は高い建物が無いので道に迷っても教会を目指して歩くと良いです。
聖ステーフェン教会
住所:62, 6511 VZ Nijmegen, オランダ
ラテン語学校
1544年頃にルネサンス初期様式で建てられたナイメーヘンで最も古い校舎です。
建築家のハーマン・ファン・ヘレングレイブは、ナイメーヘンの市庁舎の歴史的な部分も担当しました。
ラテン語学校
住所:Sint Stevenskerkhof 2, 6511 VZ Nijmegen, オランダ
グローテ・マルクト
グローテ・マルクト は、オランダ語で大きな市場を意味し、ネーデルランドの都市において、しばしば広場の名称とされています。
オープンカフェがあり常に賑わっている場所で目の前にはオランダ大手スーパーHemaもあります。
グローテ・マルクト
住所:Grote Markt 26, 6511 KB Nijmegen, オランダ
マリケン通り
ナイメーヘンではモダンな2階建てのショッピングストリートです。カラフルなアンブレラがSNS映えな感じです。
ワール橋
ワール橋の全長は604mで、アーチの中央の高さは約65mです。アーチ自体の長さは244.1mで、1936年の建設当時はヨーロッパで最も長いアーチでした。
ファルクホフ公園
ファルクホフ公園は、美しい自然と美しい景色をゆっくりと楽しむことができ高台からはワール川やワール橋が見渡せる景色が楽しめて散歩コースとして人気もあります。
この場所は、かつてローマ人が要塞を築き、中世には立派な城が建ち、歴史的に主要な地域となった時期があったことを知ると味わい深いロマンを感じます。
なお、城が解体されたのは18世紀末で聖ニコラウス礼拝堂とバルバロッサ遺跡が遺されています。
聖ニコラウス礼拝堂
聖ニコラウス礼拝堂は1030年頃にロマネスク様式で建築されシンタクラースにちなんで名付けられました。
聖ニコラスはビザンチン帝国では、マイラの司教である聖ニコラス(西暦3〜4世紀)はすでに非常に尊敬されていました。
972年にビザンチン帝国からローマ帝国の皇帝オットー2世と結婚したテオファヌは貴重な生地や東洋のスパイスだけでなく文化と信仰ももたらしました。この聖人はサンタクロース、シンタクラースの原型の聖ニコラウスです。
礼拝堂は人々が神の建物とその歴史的価値をあまり尊重していなかった時があり薪や石炭の貯蔵庫、台所、馬の馬小屋、造園用の小屋として使用されました。
バルバロッサ遺跡
1047年に廃墟と化したた城を、1155年に赤髭王バルバロッサのニックネームの神聖ローマ皇帝フレデリック1世が再建し、大きくて頑丈な城を建設しました。バルバロッサ遺跡は、このときに建てられた城の一部です。
左右の長い白い柱の台座を見ると、そこに建物の痕跡が見えます。それは、礼拝堂が上の礼拝堂と下の礼拝堂の2つのフロアで構成されていたからです。左側のまだ存在するドアから下の礼拝堂(地下室)に入ることができます。3つの丸い窓により、もう少し日光が入りました。
ベルヴェデーレ塔
ナイメーヘンに欠かせない、市内で最も有名な塔です。緑に囲まれワールのすぐそばにあるイタリア語で良い眺めという意味のベルヴェデーレはユニークなイベント会場です。
見張りの塔でしたが、17世紀半ばにルネサンス様式で増改築された際に、屋上の手すりと、入り口に見られる市の紋章が取り付けられて見張りの塔としての役目は終わり娯楽施設、高位の客を迎える宴会場として利用されたそうです。
19世紀の終わり頃には激しい損傷のため大修復が行われ、入り口の市の紋章もリニューアルされました。
見晴らしの良い場所で美しい街並みが見渡せます。
フンネルフォルファク公園内ベルヴェデーレ塔
住所:Kelfkensbos 60, 6511 TB Nijmegen, オランダ
ナイメーヘンの仮面(Het gezicht van Nijmegen
ワールの土手に巨大なローマの仮面の巨大なレプリカがあります。
ナイメーヘン騎兵隊のマスクで1915 年にナイメーヘン近くのワール川の左岸で発見されました。ブロンズと銀で覆われた鉄の仮面で騎兵のヘルメットに取り付けられ軍事パレードや戦闘中に着用されました
マスクの裏側は階段に登って目から外を見られます。
マスクの周辺はのどかな平地で砂浜もあり夏は日光浴やピクニックで賑わっています。
Het gezicht van Nijmegen
住所:Oosterhoutsedijk 26, 6663 KT Nijmegen, オランダ
ヴァン デル ヴァルク ホテル ナイメーヘン
ナイメーヘン中央駅の隣の駅のナイメーヘンレント駅のヴァン デル ヴァルク ホテル ニイメーヘン – レントホテルに宿泊しました。
ホテルは駅前なのでアクセスはバツグンな上、高層ホテルで眺めが良いです。客室はシンプルな内装で無料Wi-Fi、薄型テレビ、金庫、ミニ冷蔵庫、お茶セットがあります。
部屋は角側のコンフォートルームなので窓が側面と前側にあり光がたくさん入り部屋の展望はとても良いです。
窓の展望は住宅街がおもちゃのマッチ箱のように見えな可愛らしい展望です。
ベッドからの展望はオランダ鉄道NSとサンセットのマジックアワーが素敵な時間をつくってくれました。
朝食はビュッフェスタイルで16.50ユーロをレストランで支払いを済ませてから席に着きます。
オランダの朝食はチーズにやはり目が行きますね。朝からワインも堪能して目の前でクレープを焼いていただきレストランはとても広くゆったりとした時間が過ごせます。
ファン デル ファルク ホテル ナイメーヘン レント
住所:Hertog Eduardplein 4, 6663 AN Nijmegen, オランダ